実家に戻り、はや数年。 実家暮らしにほんの少しの罪悪感もない。と言えば嘘ではあったが、ここ最近、逆に、この時間は素晴らしいものとして受け入れられるようになった。 元旦の夜、父の兄が亡くなった。 つまり、わたしの伯父。まだ63歳。 伯父が亡くな…
心からの満ち、すなわち幸せを感じた記憶が極めて少なかった。 この事実にはあえて触れず、見てみぬふりをしながら生きてきたが、いよいよ対峙のときがきた。ある日、「もう必要な材料は揃った」と言わんばかりの逞しい鐘の音が内で響いた。 話は幼少期に遡…
本当に本当に本当に、いつも思う。 この世界で一番大好きなものは、風だ、と。 晴れや曇りの日に感じる風に、全てが満たされる。 無条件に。 どんなに嫌なことがあっても、 どんなに辛いことがあっても、 どんなに苦しいことがあっても、 風を感じると、一瞬…
わたしたちには、存在価値がある。 存在している、という絶対的な価値。 ただ、わたしたちの多くは、もたらされる歴史や情報、教育によって、その個人の存在価値が上下する、条件を満たした上での評価から決まる、ような気がしてしまっている。 それは、形あ…
*ダンスダンスミューズ* ふ、と降りてきた、今のわたしのテーマ。 節目節目でテーマをもっている。 十五歳から二十歳あたりまでは、*いかさまレディ* だった。 高校生の頃からこうした日記を書いていた。日記を書き、公開する文化が全国的に流行っていたので…